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よく見れば西を向いたり彼岸花
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よく見れば西を向いたり彼岸花

秋のお彼岸の時期に彼岸花が咲くのですが、よく見れば西方極楽浄土のある西を向いて咲いているように錯覚致します。

夕暮れの淋しき雨や秋深し
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夕暮れの淋しき雨や秋深し

秋は色々な物事に淋しき趣を感じるのですが、夕暮れ時の雨には、また一層の淋しき趣を感じて俳味を感じるのであります。

やわらかな秋の日差しに我独り
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やわらかな秋の日差しに我独り

秋の日差しはやわらかで、そんな秋の日差しに独りで包まれていると、じんわりとした幸福を感じ感慨深いものです。

侘びしさや音もせで散る紅葉かな
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侘びしさや音もせで散る紅葉かな

秋が深まって冷え込んで来ると紅葉も散ります。風のない無風の時に、音もせずに散る紅葉には侘びしさを感じるのです。

やわらかな秋の日差しや南禅寺
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やわらかな秋の日差しや南禅寺

京都の東に、臨済宗の禅寺の南禅寺があります。やわらかな秋の日差しを受ける南禅寺は、なんとも趣があります。

淋しさや風は吹かねど紅葉散る
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淋しさや風は吹かねど紅葉散る

秋も深まってきまして、風も吹いてない中、はらりはらりと、秋の間に楽しませてくれた紅葉が散る様子は実に淋しいです。

秋風や山の麓に法然院
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秋風や山の麓に法然院

京都の東山の麓に、法然院があります。実に趣深いお寺です。法然院にお参りすると、心が洗われるような心地です。

長袖に少し汗ばみ天高し
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長袖に少し汗ばみ天高し

長袖を着る時期になりましても、坂道を歩いて登ったりしますと少し汗ばみます。かと言って秋の空は天高し、と爽やかであります。

虫の音に包まれ歩く我独り
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虫の音に包まれ歩く我独り

秋の夜に歩いていると、あちらこちらで鈴虫等が鳴いている虫の音に包まれ、自分が不思議な世界に紛れ込んだような気分になります。

折れそうで折れぬススキのたおやかさ
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折れそうで折れぬススキのたおやかさ

秋には台風も来ますし、ススキは秋風で折れそうです。しかし、たおやかに風なりにしなるり、折れません。自然の造形は感慨深いです。

秋雨の雲の隙間の光かな
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秋雨の雲の隙間の光かな

ある、秋の日の光景に感動致しました。秋の雨を降らす雨雲の隙間から、日光が幾筋も地上に差してとても奇麗で、実に美しい光景でした。

過ぎ去りし事思い出させる秋の暮
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過ぎ去りし事思い出させる秋の暮

秋の夕暮れ時に、昔の過ぎ去ったことを思い出してしまい、とても感慨深いです。想い出に耽る時間を過ごすこともあります。

枯れてなお仲の良さげな曼珠沙華
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枯れてなお仲の良さげな曼珠沙華

曼珠沙華は束になって咲きます。花同士が仲が良さそうにも見えます。花が枯れてもなお束で、なお仲が良さそうで感慨が深いです。

やわらかな秋の日差しに我独り
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やわらかな秋の日差しに我独り

秋の日差しは、やわらかな感じです。秋の日差しに包まれ、独り歩いていると、また座っていると、なにがしか幸福に感じます。

夕暮れの日はすぐ落ちて秋深し
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夕暮れの日はすぐ落ちて秋深し

つるべ落としの秋の夕日に、あわれさを感じます。蓮如上人が「一生過ぎやすし」と述べておられることにも思いが至ります。

律儀にも西を向いてや彼岸花
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律儀にも西を向いてや彼岸花

彼岸花は、やや西を向き、西方極楽浄土の方角を向いて咲いているかのように錯覚します。毎年のことに律義さを感じます。

やわらかな秋の日差しの想い出や
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やわらかな秋の日差しの想い出や

秋の日差しはやわらかで、昔の出来事を思い出し、「あぁ、あの日も日差しのやわらかな秋の日だった」と感慨深く、想い出に耽ります。

我包む秋の日差しのやわらかさ
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我包む秋の日差しのやわらかさ

やわらかな秋の日差しに包まれると、幸福をしみじみ感じます。やわらかな秋の日差しも、「今だけもの」ですので、有難みが深いです。

よく見ればやや西を向く彼岸花
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よく見ればやや西を向く彼岸花

秋のお彼岸の時期に、彼岸花が毎年決まって咲きますが、やや西を向いて、西方極楽浄土の方角に向かって咲いているかのようです。

秋の風包まれ歩く我独り
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秋の風包まれ歩く我独り

暑くもなく寒くもない心地よい秋の風に包まれ、独り静かに歩いておりました。その時、何とはなしにじんわりと幸せを感じました。

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